飲茶の新刊「14歳からの哲学入門」発売中!

2011年10月11日

台湾版史上最強の哲学入門の表紙

台湾の出版社さんから「史上最強の哲学入門(台湾版)」
の表紙画をいただきましたー!








やっぱり板垣先生のイラストだけあって、大迫力ですね!

あと、海外翻訳とはいえ漢字圏なので、
なんとなく書いてあることがわかるのが面白いところ。
いくつかフムフムと思った点など。

・著者紹介で、「熱狂的なバキファン!」的なことが書かれている。
 バキの入場シーンのパロディ部分も健在。
 バキは世界的な漫画だという証明ですね!

・副題がついている。
 なんだろう。「人生の迷いへの解答」だろうか。
 
・帯の文言が変わってる。
 「史上最強の男を見たいか!」とよりバキ的になってるようです(笑)

・著者紹介で、ブログのURLが載っている。
 ちょっ!日本語オンリーのブログなんですけど!

ちなみに、本書の担当さん(日本の版元の方)から聞いた話ですが、
海外の出版社さんも、飲茶さんのブログを読んでるようですよ。
『ブログに書かれてる東洋哲学の入門書はどんなものか、海外出版は可能か』
といった問い合わせがすでに来ていますよッ!!
」とのことでした。
まだ、日本版が出てもいないのにッッ!!!
もしかしたら、読んでるかも知れないということで、
ここはひとつ営業しておきましょう(笑)

<<$$海外の出版社さんへ$$>>

「哲学ガールズ」の本が飲茶監修で出版される。
ソクラテスchan、デカルトchan、カントchan、ニーチェchan。
歴代の哲学者が「prettyな女の子」で萌えでKawaii*デビューする。
キュートな哲学ガールのイラストがたくさんある。
イラストは普遍的で、グローバルであるため翻訳出版に最適。
「Philosophy Girls!!」
貴国で出版してはいかがですか?:)
イラスト企画開催中

To the publishing company.

The book of "philosophy girls" is published by a "Chinese-tea-and-snacks" design in Japan.
Miss Socrates, Miss Descartes, Miss Kant, Miss Nietzsche.
This book introduces all the past philosophers as a pretty girl.
The girl's illustration appears in this book.
An illustration is universal, and since it is global, it is the best for translation publication.
"Philosophy Girl!!"
Let's publish!!

これで何か反応があったらいいなあ!(^△^)

2011年10月25日

中二アイ

僕は、子供の頃、こんな話に強いショックを受けました。

人前で緊張しながら話してる人ってさ、
 『頭の後ろをなでながら話したり』とかしてるでしょ。
 あれって実は『猫の毛づくろい』と同じなんだよね


猫は叱られたり嫌なことが起きると、
まるで相手を無視するかのように『毛づくろい』を始めたりしますが
あれは、「身体に刺激をあたえることで、
自分の注意を嫌なことからそらそうとする行動
」なのだそうです。
ようは「現実逃避」。

そして、僕は、授業中に先生に突然あてられると、
「えーと、えーと」といいながら、
頭の後ろをなでまわしてしまうような子供でした。

それまで僕は、その行動(頭の後ろの髪に触れる)を
自分の意志でやってる」と思っていたのですが、
それが実は「現実逃避を目的とした典型的な行動パターン
だったと知ってものすごい衝撃をうけました。

「自分の身体を自分じゃないものが支配して動かしている」
という恐怖感。
「自分でやっていると思いこんでただけで、
実は別の何ものかに操られていた」という屈辱感。
そういうものを感じて僕の自尊心はズタズタになり、
それ以来、意地でも頭の後ろをなでまわさないようになりました。

それから時がたち、中学生になったときのこと。

ちょっとした知り合いとたまたまエレベーターに
乗り合わせるという状況がありました。
その人は、見知らぬ人ではないけれど、
仲良く話をするような間柄でもない、
しかし、かといって、一言も話さないのもなんだか不自然、
というような微妙な関係。
そんな彼と、エレベーターという狭い空間で一緒になり、
きまづい雰囲気を感じつつ、僕は、いつのまにか、
上の方にある「現在の階数」の表示をじっと眺めていました。
よくみると、彼も同じように階数表示を眺めていました。

そのとき、はっと思いました。
これは「例のアレ」ではないのか、と。
そういえば、エレベーターで誰かと乗り合わせたとき、
たいてい僕は、こんなふうに階数表示を眺めていた気がする。

だめだ!流されちゃだめだ!

そう思って、僕は、エレベーターの階数表示をみるのをやめました。

そして、僕は、ゆっくりと彼の方を向き、
視線はまっすぐ、直立不動の姿勢に……。

こうして、これが僕がエレベータに乗るときの
定番スタイル(入り口の横の壁を背にして、視線はまっすぐ直立不動)
になったのでした。

(続く)

2011年10月28日

中二アイ(2)

それから今度は、大学時代の自動車学校での出来事。
結構大きめの講堂で講習会があり、
僕は後ろの方に座っていたのですが、
突然、後ろから「ドスン!」という音がしました。

どうも貧血で倒れた女の子がいたようです。

幸い、すぐに先生がかけよって介抱し、 女の子も意識を取り戻したので、
「ああ、大丈夫そうだな」とその子の周囲は安堵の空気に
包まれたのですが……。

大事に至らず、良かったなあ
そう思って、振り返っていた体勢を戻し、
」を向いた僕は驚きました。
僕以外のみんなは、まだ「後ろ」を向いていたのです!

まぁ、前の方に座っている人たちからすれば、
状況はわからないのだから、
なになに?どうしたの?」と興味深げに振り返り、
後ろを覗き込もうとする気持ちはわかります。
しかし、そのおかげで、前を向いた僕の視界に
大量の「他者の顔」が飛び込んできたのです。

ちょっと想像してみてください。
自分ひとりだけ前を向いて座っていて、
自分以外のみんなが後ろを振り向いているという状況。
何十人もの人が後ろをみているのに
自分だけが、そっちをみていないという状況。
あまり居心地の良い状況ではないでしょう。

実際、僕の隣に座っていた女の子も、
僕と一緒ぐらいのタイミングで前を向いていたのですが、
その状況に気圧され、すぐに後ろを振り向いてしまいました。

しかし、もちろん、僕は後ろを振り向きません!
失神した女の子が「だいじょうぶです、だいじょうぶです」
と恥ずかしそうにしていたから、これ以上注目するのは
かわいそうだ、という想いもありましたが、
それよりもなによりも「いま、もう一度、振り向いたら負けだ!
と思ったのです。

みんなが顔をこっちに向け、僕の方に視線を向けているにも関わらず、
僕は、背筋を延ばし、まっすぐな視線を「前」へと向けました。
そんな僕の態度に、隣の女の子は、
え? なんなの、この人?」という感じで、
訝しげにチラチラみてきたわけですが、いっさいかまわない!
無表情で、われ関せずで、ずっと前を向いていました。

そして、しばらくすると、すこしづつみんな前を向いていきました。
(単純に、時間が経って、彼らの興味が薄れたからだとは思いますが)
自分的にはもう「フッ、勝った」という感じでとても気分が良かったです。

ちなみに、その後、隣に座っていた女の子が(知らない子なのに)
妙に話しかけてくるようになりました(講習中も、講習が終わった後も)。
きっとこれは、僕の邪気眼(周囲に流されないで、自分の意志を貫きとおす視線)
に惚れたのだろうなと……、

――という感じのイタい青春時代を送っていたわけですが!
とにかく言いたかったことは、視線ひとつでもこだわりをもって
日常を過ごせば面白いよとかいうそんな話でした。
みなさんも日常のなかから、無意識にみんながやっていることを見つけだして、
あえて反逆(エレベーターで上をみないで直立不動とか)して、自分は特別だ、とか
そういう想いにひたるといいと思います!

#「もっとも、邪気眼を持たぬものにはわからんだろうが、な……

#邪気眼とは(はてなキーワード

↓5年前に出した本が、まだ一位(楽天Book思想部門)になったりします!
これも邪k……みなさんのおかげです、ありがとうございます!(☆▽☆)